システム開発
▶健康管理システム “Genki“(企業・健康保険組合向けシステム)
従業員のヘルスケアを見える化できるシステム 特殊健診は、80種類以上の有機溶剤・特定化学物質に対応する数少ないシステム。
企業の安全配慮義務の厳格化が求められる中、経営活動の基本として、従業員の健康への取り組みは重要性を増しています。
企業が従業員のヘルスケアをしっかり行うことで、健康な労働力を確保でき、労働生産性の向上と、ひいては企業の収益向上にも直結します。
近年、特に40代の働き盛りの労働者が増加傾向にある、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、その名の通り生活習慣に由来する病気です。社会の変化によりライフスタイルが大きく変わってきている中で、健診データを活用した従業員の健康管理・指導は一層重要性を帯びてきています。
FISが開発した健康管理システム“Genki”では、健康診断で得られた従業員のデータを、氏名、社員番号で検索できるだけではなく、健診項目の数値からも該当者を検索できるようになっています。たとえば、血圧、BMI、血中脂質でそれぞれ数値の範囲を指定し、複合的条件にあてはまる該当者を検索することが可能です。また健康診断データは時系列で保存されておりますので、従業員の健康状態の推移も管理できます。
推移は数字だけではなくグラフ表示することが可能で、健康状態をより明確に見える化することができます。
また、指導内容や、産業医のコメントを自由に入力できる機能や、血液検査項目ごとに集計やグラフ化できる機能も備わっていますので、産業医や保健師、企業の人事担当者が、従業員ひとりひとりに対し、生活習慣病予防のための的確な健康管理・指導を手助けできるようにもなっています。
“Genki”は、一般の定期健康診断データの参照だけではなく、特殊健診データの参照機能も備えた数少ないシステムです。
“Genki”は、現在50種類以上の有機溶剤や特定化学物質のデータを扱うことが可能で、それ以外にも参照が必要な検査項目が生じた場合、追加対応が可能です。特定化学物質の種類によっては、たとえ現在その物質を扱う業務に就いていなくとも、過去にその業務に就いていた場合は、その特殊健診項目を受診しなければなりません。
“Genki”は、特殊健診項目の健診漏れが生じないよう支援する機能も備わっています。またメタボ率や喫煙率など各種項目の集計機能や、労働基準監督署へ提出する報告様式の作成機能も備わっていますので、健診管理者の業務負担を大幅に削減します。
POINT
結果集計や分析、個人データのスピーディーな検索で 産業医の先生のご負担も大幅に軽減します。
“Genki”運用イメージ
“Genki”の機能一例
使いやすいメニュー画面 |
使いやすい検索画面 |